まつのベジタブルガーデン

大阪府完熟配達!今が旬の大阪イチジク

まつのベジフルサポーターレポート

大阪府のまつのベジフルサポーター、野菜ソムリエ、ベジフルビューティーアドバイザー宮﨑ノゾミです。

イチジクの美味しい季節がやって来ましたね。実は大阪では明治以前より栽培され、南河内地区、泉州地区で多く作られています。今回は、大阪唯一の村!千早赤阪村にある「いずみファーム」さんにオジャマして来ました。いずみファームさんのイチジクは10年ほどイチジクを栽培していた農家さんから畑を譲り受けて泉さんに代わって今年で2年目!2年目の今年は、農薬をかけずに栽培しているそうです。

泉さんイチジク5

いずみファームの泉大樹さんは勤めていた会社の倒産を期に本気で農業の道へ入られたそう。6年前にまず1畝だけ借りてそこに「さつまいも」を植え、収穫できた「さつまいも」を友達の知り合いの居酒屋のオーナーが「美味しい!」と買って下さったことから自分で農業を始めようと思われたそうです。

茄子、キュウリ、トマト、レンコンなども栽培されていますが、こちらの大阪イチジクをご紹介したいと思い取材させて頂きました!

泉さんイチジク4

まだ青い時期のイチジクです。ここから2週後に訪れると・・・

泉さんイチジク畑12

キレイな実がたわわに。
果物は虫がたくさんついてしまうので農薬を使うことがほとんどですが、イチジクを育てて2年目の今年は、
「農薬かけて無いです。」「トーンもやってないです。」
トーンとは、着果を促したり実を大きくさせるためや熟期を促進させるために使う植物ホルモン剤のこと。
「自分で使うのもあんまりやし使わんでいけるなら」
とサラッと話されます。が、実はこれ農家さんにとっては大変なことだと思います。でも、かぶりつくことが多い果物なだけに嬉しいことです。

「こだわりは?」と聞くと「ん?別に」と笑って答えられますが、泉さんのイチジクを扱ってるお店では、お客様から予約が入るほどの人気ぶりなんですよ。

泉さんイチジク畑2

朝もぎたての完熟イチジク。
イチジクは傷みやすいので早めに収穫して出荷しているものも多いのですが、この地域では「完熟で出荷する」という農家さんがほとんどだそう。
泉さんももちろんそうで朝5時に収穫し始め8時半頃にはパック詰めを終えます。そこから、自分で配達されるので、午前中にはお店に届けられるそうです。これが大きな「こだわり」なんでしょうね。

せっかくなので完熟イチジクの見分け方を聞いてきました!

  • 表面がツヤツヤしている。
  • 少し亀裂の入っているもの。
  • 触った時に軽く指が沈む程度の
  • 柔らかさのもの。

だそうです。

泉さんイチジク3

違いわかりますか?左の方がツヤツヤしてますよね?

今年は雨が少なく猛暑のため小ぶりですが、甘くて美味しいイチジクが育ってるので、是非!
誰かに「美味しい!」と言ってもらえる喜びはものづくりの一番の栄養になりますよね。

いずみファームさんのイチジクは8月初旬~10月初旬まで購入可能です。いずみファームさんの近くなら道の駅「かなん」でも販売してます。泉さんイチジク畑6

冬はホクホクした美味しいレンコンを栽培される泉さん。また冬に取材させてもらいますと約束してきました。泉さんのような若い農家さんをもっともっと応援していきたいと思っています。

大阪府のまつのベジフルサポーター
野菜ソムリエ
ベジフルビューティーアドバイザーの
宮﨑ノゾミでした!

泉さんイチジク8

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