まつのベジタブルガーデン

大阪府江戸時代から続く農家さんの絶品温州みかん

まつのベジフルサポーターレポート

大阪府のまつのベジフルサポーター
野菜ソムリエプロ
ジュエルフルーツクリエイターの
万ノ記子(マンノノリコ)です。

寒さ厳しい日本の冬が到来。色々な柑橘の消費がグンと伸びる季節です。旬の時期を迎えた温州みかんはこのシーズンご家庭にある果物の定番ではないでしょうか?今回は大阪府で栽培されている甘くて美味しい大阪みかんを ご紹介いたします。 大阪府の南部・和泉市で100年続くみかん農家・四季盛農園の 式森彦人(しきもりひこと)さんの みかん畑を訪問させて頂きました。 

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みかんが栽培されているというイメージがあまりない大阪府ですが 実は由良早生や宮川早生などの温州みかんが昔から栽培されており大正時代には全国第2位の収穫量があったそうです。   

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美味しそうなみかんが見渡す限りたわわに実っています。

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こちらの写真のようなボコボコした一見、不格好なみかん。外見に惑わされてはいけません!菊みかんと呼ばれていてとっても甘くて味が濃厚なのです。

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みかんが甘くなるためには成長途中にストレスを与えることが大切だと作り手の式森さんは考えておられます。 そのため樹の周りの雑草を抜かずあえて樹にストレスを与えることでギュッと甘味を凝縮した美味しいみかんができるそうです。

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また、一番外側で風に吹かれて皮に傷ができている実も太陽の日射しをいっぱい受けている美味しいみかんだそう。更にこの地域は山間部で盆地のため日中と夜間の温度差があり酸味がのりやすく味もしっかりとしたみかんができるのです。

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これからみかんを選ぶときはボコボコしていて皮に傷のあるものをぜひ選んで食べてください。

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四季盛農園さんでは12月に収穫したみかんを貯蔵し1月下旬頃まで出荷されます。

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貯蔵庫一面に木箱が積まれています。昔は深さのある箱にみかんを重ねて保存していましたが上部と下部で品質の差が出るため品質の向上と保存性アップのためこのように平たい木箱に分けて平積みするようになったそうです。

地元の奥様たちのグループが考案した大阪みかんのペーストを使用しているみかんアンパンやみかんドレッシングなどの加工品は、道の駅いずみ山愛の里で購入することができます。

大根の千切りにミカンドレッシングをかけると程よい酸味で爽やかな大根サラダの完成です。他の有名なみかんの産地に比べると比較的安価で甘味・酸味がしっかりしている味の濃い大阪みかん見かけたらぜひ食べて頂きたいです!

道の駅いずみ山愛の里
http://izuminambu-rc.jp/michinoeki/

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万ノ記子(マンノノリコ)でした。

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