ベジフルサポータージャーナル

栃木県大自然の恵みを味わう「山の畑の料理教室」

まつのベジフルサポーターレポート

栃木県のまつのベジフルサポーター、野菜ソムリエ、ケトジェニックダイエットアドバイザーの黄千純です。

山の畑の料理教室は、関塚農場で採れた有機野菜と有機米を使って、素材本来の味を楽しむ料理教室です。ここ栃木県佐野市秋山は市内を南北に流れる秋山川により、自然が豊かで緑にあふれています。近くの川の水の透明度に驚かされ、この水で育った野菜や米はどんなに美味しいのだろうとわくわくしました。

その日に使う野菜を講師の関塚友子さんが両手で抱えきれないほどの大きいざるに持ってきてくれました。どれも新鮮で青々としています。さっきまで、土のお風呂に使っていたお野菜たち、今、お風呂から出たよ〜といった感じでピチピチしています。

上から、京菜、日野菜かぶ、かぶの間引き菜、冬瓜、サニーレタス、曲がりねぎ、里芋、じゃがいも、さつまいもなど。その中でも私が初めて見たかぶの間引き菜は、小さすぎて出荷できなかったそうですが、友子さんがこの間引き菜を食べてみたところ、非常に甘くて香りが良かったということで、今回特別に出してくれました。親指くらいの小さくてコロコロした可愛らしいかぶの間引き菜。根っこも小さく切って一緒に炒めます。

調味料にも気を配っている友子さん。今回は厳選されたオリーブオイルに、畑で採れたにんにくで香り付けをして、少しの自然塩を加えてさっと炒めました。余計なものを加えないことで、素材の美味しさを引き出します。かぶの間引き菜は小さくてもしっかりした甘みがあり、自家製にんにくの香りが高く、食べ応えのある一品に仕上がりました。

このプレートの下の方に盛りつけられているのは、冬瓜のそぼろ煮。まず、かつお節を削る作業から取りかかりました。友子さんが10年以上使い続けているという大切なカンナで、私たちはかつお節削りを体験しました。
 
削る向きや力の入れ具合など、かつお節に適した本来の削り方があるそうですが、「そんなことよりも楽しく削る方が大切!」と友子さん。それぞれ自由に楽しく削りました。

削ったものを1つ手にとって食べてみると、すごくまろやかで、強い味はありませんが、だんだん旨みが押し寄せてふわっと鼻にぬける感じです。豚ひき肉と冬瓜を炒め、少しの醤油とみりんで味つけをしたところに、かつお節を加えました。かつお節の香りが部屋いっぱいに充満すると、みんなのお腹が一斉に鳴って、笑いに変わりました。本当に良い香りを嗅ぐとお腹が鳴るのですね。

そのあと、ポテトサラダのためのマヨネーズを作りました。関塚農場の平飼い卵を使ったこのマヨネーズが絶品。平飼いで自由に動き回る鶏たちは、自らのタイミングで卵を産み、ストレスがなく生き生きしています。

鶏たちの健康を考え、飼料には県内産の麦や草、ワインの絞りかすなどを発酵させたものを与えています。独特のくさみがまったくなく、白身も黄身も繊細な弾力をもった平飼い卵。黄身1個、酢大さじ1、自然塩小さじ1、菜種油を50ccを混ぜれば手作りマヨネーズの完成。茹でたじゃがいもとさつまいもに手作りマヨネーズを加え、塩胡椒で味を整えたらポテトサラダのできあがりです。

最後に鍋でご飯を炊きました。白米と関塚農場オリジナルの「いろいろ米」。「いろいろ米」は、50種類以上の雑穀米で、秋山の綺麗な水と豊かな自然の中で、自然栽培で作られたもの。鍋で炊くご飯の格別な美味しさに、素材の持つパワフルさや大自然の恵みを感じます。

ほくほくのお米を手早く蒸らしながら友子さんが優しく語ります。「いのちは一つとしてむだなものはなく、すべてのいのちがつながって、みな生きているのね。だから、いのちがつながる未来のために自然を大切にし、感謝し、共に生きていきたいよね」

食べることは生きること。本当に体に良いものを、ゆっくりみんなで楽しみながら食べることで心も体も奥深くから満たされて癒されました。普段からこのような食生活を意識して、自分自身と家族の健康を守っていきたいと強く思います。日々の仕事で疲れていたり、食や健康のことが気になっていたら、たまにはこんな山の畑の料理教室で、体が喜ぶ食事をしてみてはいかがでしょうか。

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