ベジフルサポータージャーナル

福井県生姜で福井を元気に!!「福井ジンジャーガールズ」

まつのベジフルサポーターレポート

福井県のまつのベジフルサポーター、野菜ソムリエプロ、だしソムリエ協会認定講師の水嶋昭代です。

生姜は一年中スーパーで売られ、あらゆる料理に欠かせない香味野菜。フレッシュな香りと辛みが魅力の新生姜がスーパーの店頭に並ぶのは一般的に初夏の頃ですが、露地栽培の生姜の収穫はいつ頃なのかをご存知ですか?生姜は、福井では9月中旬から10月頃に収穫されます。JA福井市では、6年前から新しい特産品を栽培しようと、生姜の栽培を始めました。「生姜で福井を元気に」を合言葉に栽培している女性たちの名は「福井ジンジャーガールズ」、日々勉強会を重ね栽培技術を磨かれています。当初は、409人だったメンバーも今では、1593人にもなりました。

お揃いのピンクのポロシャツを着用しています。イメージキャラクターのしょうこちゃん。

ジンジャーエールや生姜醤油などの特産品の開発にも積極的です。

今年の春、芦見ジンジャーガールズと芦見地区を考える会主催の「しょうが栽培体験 オーナー制度」に参加しました。昨年、関西のテレビ番組でこの活動が放送されたこともあり、地元だけではなく、遠く関西からも参加者がありました。

1回目の5月21日は、種の植え付け。

生姜は高温多湿を好む植物、低い温度では発芽しません。種は平均気温が15℃以上になってから植えます。

種しょうがを、1片が約80グラムほどの大きさに折り、12日かけて切り口を乾かします。深さ5センチ、株間3540センチになるように、芽を上にして植えます。

2回目の730日は、草取りと土寄せ、追肥。生姜は乾燥を嫌うため、晴れた日が続いたら、早めの潅水が必要です。暑い時期の水やりや草取りは、芦見の皆さんがお世話くださっていました。
根の活性化を促す、雑草を抑える、倒伏しにくくするという目的で、土寄せを行います。土の表面が乾かないようにと、しめじ栽培の培地のリサイクルおがくずとおからを混ぜたものを撒き覆いました。

3回目の108日、いよいよ収穫です。2か月半の間に葉も増えています。
生姜の収穫は、植え付けから140日~150日が適期です。今年は、台風でこの地域は大きな被害を受けたこともあり、例年に比べると収量は少なめとのことでした。まずは、地上部を刈り、生姜を傷つけないように、周りに鍬を入れて、掘り起こします。

最初は小さかった生姜がこんなに大きくなりました。

400グラムほどだった生姜が3~4キロ近い大きさにに育ちました。種しょうがも食べることができます。この栽培体験では、毎回、生姜を使った料理や郷土料理が振舞われました。

生姜ご飯と生姜卵スープ、生姜ゼリー 生姜をたっぷり入れたつゆで食べる流しそうめん、生姜ご飯、生姜のかき揚げ、生姜入り味噌汁、つきたての餅。

芦見地区の皆さんの温かいお人柄に触れ、生姜を身近に感じることのできた6か月でした。
生姜を使っていろいろな料理に活用しましょう。

左から砂糖、シナモン、クローブを入れて煮た甘煮。梅干しを漬けたときにできる梅酢でつくる紅ショウガ、お寿司には欠かせない甘酢漬け

甘煮のシロップを使って、ジンジャーティー、炭酸水で割れば、ジンジャーエールに。

甘煮を刻んで生地に焼きこみ、リンゴのコンポートをトッピングしたアップルジンジャーケーキ

ご飯が進む生姜の佃煮と紅ショウガとネギを入れた卵焼き、生姜を利かせたお味噌汁

生姜の炊き込みご飯のおにぎり

生姜とさつまいもとにんじんのかき揚げ

生姜には、寒くなるこれからの季節に大活躍してくれる注目の成分があります。血行をよくする「ジンゲロール」体を温めてくれる「ショウガオール」冷え性改善、風邪の予防のためにも、積極的に食べていただきたいです。

生姜の栽培体験に参加させていただいて、ますます生姜が大好きになりました。

福井県のまつのベジフルサポーター、野菜ソムリエプロ、だしソムリエ協会認定講師の水嶋昭代でした。

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