提携産地レポート

長野県まつのの長野川上集荷センター始動。高原レタスが始まりました

皆様こんにちは。DJコウこと、商品部の甲将明です。ご無沙汰しております。

いよいよ夏も近くなり、まつのの長野川上集出荷センター(長野県川上村)の稼働が始まります。今シーズンは私、甲を筆頭に平和島センターからの選抜メンバーで川上センターを運営していきますのでよろしくお願いいたします。

長野川上集出荷センターは、夏場のレタス類を高品質かつ安定的に出荷するために、2001年に開設した弊社の自社集荷センターです。当時、民間としては初の真空予冷機を備えた冷蔵施設。

約20分で芯温2~4℃に急速冷却。

真空予冷後、4℃で保たれた専用冷蔵庫で出荷を待ちます。

まつの契約生産団体、小川グリーン研究会のメンバーをはじめ、今では近隣の生産団体の方々に広くご利用いただき、時間とともに急速に品質が低下する夏場のレタス類の安定供給に、重要な役割を果たしています。

(関連ページ)長野川上集荷センター概要
https://www.matuno.co.jp/service/center.html

ここ、川上村は南佐久群の村のひとつ。千曲川の最流部に位置します。

標高が高いために冬季から春季にかけてしばしば氷点下15度を下回ることもある極めて寒冷な地域。夏季も8月の日平均気温は19.5度と、札幌市の20.5度よりも低い冷涼な気候が特徴です。

降水は夏季の前後、梅雨と秋雨の時期にまとまってあるほかは全般に少なく日照時間が長い、夏場の高原野菜の産地として非常に適した地域なのです。

まず着任一日目。昨年秋にシーズンを終了して以来9カ月ぶりの稼働のため、これから約100日間お世話になるセンターを綺麗にお掃除します。
いつお客様がお見えになっても、気持ちよく快適に使用していただけるよう思いを込めて行います。

今年は朝晩の冷え込みが連日続いており、降雨が5月から1日程しかなく、干ばつ傾向になります。

そのため各圃場でスプリンクラーでの散水が行われております。

当初の予定より4~5日程生育の遅れが見られ、1週間先から3~4日ほどの間は小玉傾向での出荷になります。

いよいよ今季の初荷が来ました。小川グリーン研究会の原 幸宏さんのレタス。



古原 和哉代表のサニーレタス。いずれも品質、味ともに申し分ない出来栄えに頭が下がります。

これから90日間、朝採り新鮮、シャキシャキした歯触りと甘みある美味しいレタスをお届けします。ぜひ味わって下さい。

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