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2014年 1月 15日 (水)

伊予から届いた完熟レモン♪【カンズフルーツ】

by ジュニア野菜ソムリエERI


寒さが増し、空気が乾燥してくると、
子供たちが喉や鼻の不調を訴えたり、
風邪をひきやすくなってしまいます。
インフルエンザも流行り始めたようで、
学校で集団生活を送る子供たちの
体調管理にはいつも以上に気を遣います。

こういう時期こそ、
野菜・果物のチカラを借りて、
身体の免疫力を高め、
心身ともに毎日を健康に過ごしたいですね。

そんな私が毎年つくるのが、
レモンのハチミツ漬け。
子供たちに食べさせたいし、
レモンを皮ごとたっぷり使うので、
安心・安全なレモンが欲しいなぁ…
と思っていたところ、
愛媛県伊予市
カンズフルーツさんとご縁があり、
完熟レモンを送っていただきました!

http://kahnsfruits.jimdo.com/



箱を開けると、レモンがたっぷり!
レモンの鮮やかな黄色は
気分を明るく元気にしてくれますね。



包丁で切ってみると、
レモンの芳しい香りが鼻孔をくすぐり、
ほんの少しかじってみれば、
心身が一気に目覚めるような
爽快感がたまりません!




そんな完熟レモンは、
どのように育つのでしょうか。
私の住む山梨県北杜市は寒冷地のため、
柑橘類の栽培には適しておらず、
その成長の様子を見ることができませんが、
今回、カンズフルーツ
菅亨光さんが
圃場の画像をお送りくださったので、
ご紹介させていただきます!




春になると新梢が出てきて、
枝がグングン伸びていきます。




そして5月になると
レモンの木は蕾をつけます。
蕾はほんのりピンクに色づいていますが…



5月下旬〜6月にはレモンの花が満開に!
開花すると綺麗な白い花を咲かせるのですね。



そして、花が散ってから
赤ちゃんのような可愛い実がつきます。




このベビーレモンは少しずつ大きくなり、
やがて美しいグリーンレモンとなり、
11月には収穫期を迎えます。





完熟前の早摘みグリーンレモン
もちろん味わうことはできますが、
黄色く熟してくるのは12月中旬頃から。
そして、2月下旬くらいまでが
レモンが一番美味しく味わえる
旬の時期になるそうです。












菅さんのレモンは
ツーンとくるような
とがった酸っぱさではなく
まろやかな酸味が特徴です。

その秘密は、籾殻や堆肥を使うだけでなく、
EM活性液を散布して土中の微生物を増やして、
肥沃な土壌作りにこだわっているから。
(EM=Effective Microorganisms
「有用微生物群」の意味)

ただでさえ手間のかかる果樹栽培、
それでも安心・安全なレモンを届けたいと
有機栽培に取り組む菅さん。
大きさが揃っていなくても、
果皮が少し黒くなっていても、
丸ごと使うことができる安心感こそ
このレモンの最大の魅力なのだと感じます。


瀬戸内海からの心地良い潮風と
太陽の光をたっぷり浴びて、
今日も菅さんのレモンは
収穫の時を待っていることでしょう。
私はレモンをペロッと舐めながら、
たわたに実る果樹園の様子をイメージしつつ、
収穫に励む菅さんご夫婦の姿を
思い浮かべています…





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