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2013年 6月 5日 (水)

雨不足や野生獣害にもめげず…♪【小川グリーン研究会】

by ジュニア野菜ソムリエERI



梅雨入りしたというのに、
雨が降らない日々が続いています。
長野県川上村のレタスは大丈夫かな…?
と、心配になってしまいますね。


さて、川上村は春から秋にかけて、
そのほとんどがマルチに覆われます。

小川グリーン研究会の生産者さんたちも
この時期はマルチ張りの作業でとても忙しそうです。



このようにレタス栽培には白いマルチを使用するので、
今、川上村一帯の土壌は真っ白に覆われています。



古原和哉さんの圃場では、
息子さんがマルチ張りの作業を行っていました。



後継者不足という大きな問題を抱えている日本の農業ですが、
こうして若き生産者もしっかり育っています。
古原さんの栽培技術を受け継ぐ息子さんの存在は
私もとても嬉しく思います。



ところで、日本の農業のもう一つの問題点といえば、
野生鳥獣の被害があげられます。

古原さんの圃場では、
レタスの苗の定植直後に鹿の群れが圃場を横断し、
マルチにたくさんの穴が開いたり、
苗を踏まれてしまいました。



穴が開くと雑草が生えてきてしまうため、
とりあえずテープで穴をふさいで応急処置。



マルチの様子が痛々しいですね。
これ以上鹿による被害が大きくならないことを
心から祈るばかりです…




まだまだ小さなレタスの苗たち。
雨不足や野生獣害に負けずに、
元気に大きく育ってくれますように…!!




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